英語が苦手でもOK!記憶に残る語彙力の伸ばし方【忙しい大人の新習慣】

こんにちは、今日も英語勉強中のはるちゃん先生です。

英語の文章を読んでいて、遭遇するのが、「あれ?この単語の意味なんだったっけ?」問題。

知らない、というより、何度も意味を調べたけど脳みそに定着せずにどこかに行ってしまう感じ。

「記憶力が落ちてるのかな」

「そもそも記憶力がないのかな」

と落ち込みたくなること、あなたもありますか?

でも、安心してください!

あなたの努力が足りないのではなく、「覚え方」があっていないだけかもしれません。

それで、今回の記事は、

暗記が苦手で英単語が覚えられない…

と感じている方に、英単語を効率よく覚える方法と自分に合った方法の見つけ方をご紹介したいと思います。

この記事を読むと、

英単語を覚えるのがラクになる!

はず!?

語彙力は「覚える」より「自然に身につける」

「さぁ、今日は英単語を頑張って”覚える”ぞ!」

そんな風に意気込んでいませんか?

実は、脳は”頑張って暗記”するよりも、自然と意味を感じたり、感情と結びついた情報のほうが圧倒的に覚えやすいという特徴があるらしいんです。

それってつまりどういうことなのでしょうか。

繰り返し+意味+感情が揃うと記憶は残る

たとえば、何度も観たお気に入りのドラマや映画の中で出てきた英語のセリフって、不思議とスッと頭に残っていたりしませんか?


辞書で調べた単語はすぐ忘れてしまうのに、感動したシーンのひとことや、面白かったフレーズはふと思い出せる…。

そんな経験、はるちゃん先生にもあります。

これは、その言葉に「気持ち」や「場面の記憶」がくっついているからなんですって。

意味がわかって、感情が動いて、何度か耳にしている。

そんな風に“印象に残る体験”として覚えると、自然と記憶に残りやすくなるんですね。

「暗記」ではなく「経験と結びついた記憶」は強い

エピソード記憶って聞いたことあります?

「何を」「どこで」「どう感じたか」といった体験ごと記憶するスタイルのことです。

たとえば、スーパーで見かけた「オーガニックバナナ」の英語表記を見て、「organicってこう書くんだ」と気づいたり、レジ前に置いてあるチョコに“sugar free”と書かれていて、「砂糖なしってこう言うんだ」と思ったり。


辞書で調べなくても、“目にした”“気になった”という体験そのものが、記憶に残る学びになります。

記憶力より「仕組み」と「習慣」で語彙は伸ばせる

「10代20代の時に比べて記憶力が落ちたなぁ」

なんて自分の記憶力にがっかりしてしまうこと、はるちゃん先生もあります。

そんなあなたに朗報です!

でも、語彙力を伸ばすうえで記憶力そのものは決定的な要素ではないらしいんです。

大切なのは、「どうやっておぼえるか」という”仕組み”と、コツコツ続けられる”習慣”をつくること。

語彙力は才能や年齢の問題ではない、と知ると、少し勇気が湧いてきます。

では次に、今日から実践できる、語彙を忘れにくくする学習アイディアをご紹介します。

自然と記憶に残る!英単語の覚え方3つの工夫

単語をひたすらノートに書いて覚える。

中学校の時に英語の宿題でありませんでしたか?

「そんな時間も根性もない…」と思ったあなた、安心してください!

忙しい日常でも無理なく取り入れられる、”記憶に残りやすい仕組み”を使った語彙力の伸ばし方を3つご紹介します。

寝る前・朝イチの“黄金タイム”を活かす「ゴールデン記憶習慣」

1日の終わりやはじまりって、ちょっとだけ静かな時間が持てるタイミングですよね。

実はこの「就寝前」と「起床直後」は、脳が記憶を整理しやすいゴールデンタイムなんですって。

おすすめは、寝る前にその日出会った英単語を5つだけ見直し、朝起きたらもう一度軽く目を通すこと。

スマホの単語アプリを使ってもいいし、枕元に小さな単語メモを置いておくのも◎。

「寝る前1分+朝の1分」で記憶がぐっと定着しやすくなります。

加えて、書き出した単語メモが一枚ずつ増えていくと、毎日の積み重ねが目に見えて、小さな達成感も感じられます。

脳の“連想ネットワーク”を広げる「1単語10連想マップ」

人の脳は、「単語そのもの」よりも、“つながり”の中で情報を覚えるのが得意です。

だからこそ、ひとつの単語を覚えたときに、それに関連する言葉をいっしょに思い浮かべてみましょう。

たとえば「happy」という単語なら、「smile(微笑む)」「joyful(嬉しい)」「birthday(誕生日)」「celebrate(祝う)」などなど。

こうやって、自分の頭の中に「語彙のくもの巣」を広げていくと、記憶のフックがたくさんできて、忘れにくくなるんです。

でも、それだったら、単語帳ってそういうカテゴリーで単語を紹介してるからそのページを読んだらよくない?

って思いますよね。

それもいいかもしれませんが、はるちゃん先生的には、自分で発想した10個の言葉のほうが記憶残りやすいし、アウトプットの時にも役立つ、と感じてます。

この方法を実践してみて思うんですが、自分の中にある言葉や発想を英単語に置き換えたほうが、新しい単語でも自分になじみやすいのかな。

紙のノートにマインドマップ風に描いてみたり、スマホのメモアプリでまとめておくのもおすすめですよ。

身体で覚える!「ムーブ単語法」で語彙力と健康を同時にUP

覚えるときにじっと座ってばかりいると、眠くなったり集中が切れたりしますよね。

そんなときは思い切って体を動かしながら単語を覚えてみるのが効果的!

えー!?って思うでしょ?

これ、はるちゃん先生も実践していて、英語のレッスンの時に紙風船をポンポンしながら、覚えたい単語をつぶやく、をやることがあります。

自分でやっても、生徒さんにやってもらっても、意外と楽しい時間になるんです。

他にも、ウォーキング中に「coffee, tea, milk」とつぶやいてみたり、家事をしながら英単語を思い出す“ながら英語”も立派な語彙トレーニング。

実は、「体を動かすと記憶に残りやすくなることがある」とも言われていて、ちょっとした気分転換にもぴったりです。

「覚えよう!」と力まなくても、体を動かしてリラックスしているときのほうが、むしろスッと頭に入ることもあるんです。

運動不足解消にもなって、一石二鳥ですよね。

まとめ

今回の記事では、

もう記憶力が落ちてるから語彙を増やすなんて無理かも…、

と感じている方に向けて、記憶に残りやすい語彙力アップ学習アイディアをご紹介しました。

記憶に残りやすい単語の覚え方

・寝る前・あさイチのゴールデンタイム英語習慣

・一つの単語からネットワークを広げる10連想リスト

・体を動かしながら覚えるムーブ単語記憶

語彙力は、特別な才能や若さがなくても、やり方とちょっとした工夫次第で、誰でも伸ばせます。

大切なのは「やらなきゃ」ではなく、「これならできそう」と思える習慣を見つけること。

少しずつ楽しみながら、単語を自分のものにしていきましょう、

はるちゃん先生といっしょにね。