大人の英語やり直し|今こそ英文法を学び直すべき7つの理由

机の上に英文法の教科書が置いてある。大人になった今英文法を学びなおす理由を考えるイメージ。

こんにちは、今日も英語勉強中のはるちゃん先生です。

「英語をやり直したいなぁ」と思ったこと、ありませんか?

学生の頃は、英語の授業が苦手だったり、英文法の授業が眠たかったり…。

はるちゃん先生も英文法ニガテだったぁ。

動詞の形変わるの?なんで?例外多くない?

canとかwillとかだと、動詞が原形に戻る?

ん?ん?ん?

「なんでこうなるの?」と疑問を抱いたまま、どんどん授業が進んでいくから、

「わたしに英語は、英文法を理解するのは無理だ」

って、諦めてしまった人もいるかもしれません。

でも、はるちゃん先生は大人になった今だからこそ、こう感じています。

英文法って、意外と面白い。

フシギと、大人の今のほうが、英文法をちゃんと理解できるんです。

暗記じゃなくて、「なるほど、そういうことだったのか!」という納得感。

なんていうか、物事のルールを見つけたり、理解したり、納得したりする力が育ってきてるんでしょうか。

大人になってから英語をやり直すなら、まずは英文法から始めるのが効果的なんです。

英文法を学び直すことで、英語の土台がしっかりして、リスニングやスピーキング、読解力も伸びやすくなるから。

それに、英文法が分かると英語を使うのが一気に楽しくなりますよ。

それで、今回の記事では

今さら英文法をやり直すなんて無理?

英文法、学びなおしたほうがいいのかな…

という方に向けて、「英文法を学び直す7つの理由」についてお話しします。

次回の記事では、具体的なトレーニング方法や、おすすめの勉強ステップもご紹介しますので、そちらもお楽しみに!

「英語、やってみようかな」と思ったあなたの背中を、そっと押せる記事になればうれしいです。

今こそ英文法を学び直すべき7つの理由

① 大人の理解力だからこそ文法が「腑に落ちる」

女性が英文法を理解している様子。大人になって学びなおす利点

学生のころ、be動詞と一般動詞の使い分けに混乱したり、三単現のsに苦しんだりしませんでしたか?

「覚えなさい」と言われても、“なんでそうなるのか”が分からないまま丸暗記していた人も多いと思います。

でも今は、ちがいます。

大人になった私たちは、「ルールを見つけて納得する力」が育っています。

例えば、「動詞の後には目的語が来る」といった文法の仕組みも、学生の時は「日本語の文法と違う!」ということに気を取られて受け入れられずにいたかもしれません。

でも、大人になった今は「英語には英語のルールがある、それにのっとればいい」という受け入れる心構えができています。

実生活のロジックに照らし合わせて理解できるようになっている。

イイ意味で、すでにあるルールにあらがわない。

「英語はこういう順番で考えるものなんだな」

そんな感覚が得られて、文法を学ぶのが楽しくなるんです。

② 目的が明確だから学び方を選べる

学生のとき、英語を勉強する理由って、なんとなく「テストのため」や「受験に必要だから」でしたよね。

とにかく、授業の流れに乗ってどんどん英文法を学ぶ。

だから、英文法の渦に溺れてしまってアップアップ…。

でも大人になった今は、英語を学ぶ理由がハッキリしている人が多いはずです。

たとえば…

  • 旅行先で現地の人と少しでも話せるようになりたい
  • 子どもの英語学習に自信を持って関わりたい
  • 海外の映画やドラマを字幕なしで楽しみたい
  • TOEICのスコアを上げてキャリアアップしたい
女性が地図を見て目的地までの行き方をチェックしている。英語を学ぶ目的に合わせて英文法を学べるイメージ。

このように、目的が明確になった今は、「どんな英語が必要なのか」も見えてきますよね。

あなたの目的に合った、必要な部分だけに絞って学べばいい。

それができるのが、大人の学び直しの強みです。

そして——

目的を叶えるには、実は“文法の知識”がとても役に立つんです。

たとえば旅行中、「〇〇はどこですか?」と聞くには疑問文の形が必要。

子どもに「これは過去形?」と聞かれたら、時制のルールが分かっていれば、自信を持って答えられます。

英語の目的が明確だからこそ、そこへたどり着くための“道具”として、文法を身につけておくととても役に立つ

それが、英文法を学び直すべきもう一つの大きな理由なんです。

③ 文法力が英語全体のレベルを底上げする

英語の4技能——リスニング、スピーキング、リーディング、ライティング。

どれも文法力があるかどうかで、伸び方が変わってきます。

たとえばリスニングでは、すべての単語を聞き取れなくても、文の構造が頭にあることで、意味を推測しながら聞くことができます。

単語だけ拾っているより、「誰が何をしているか」がつかめるようになるんです。

リーディングでは、主語や動詞がどこにあるかがすぐに分かるため、英文をスムーズに読み進められるようになります。

「前置詞の後ろには名詞が来る」など、英文のルールが頭にあると、読解のスピードと正確さが格段にアップします。

ライティングでは、時制や語順を意識することで、自分の考えや気持ちを**「伝わる英語」で書けるように**なります。

文法を知らないままだと、単語の羅列になってしまって、思ったように伝わらないことも多いです。

つまり文法は、聞く・読む・書く、すべてにおいて“英語の筋道”を通してくれる存在なんです。

④ 英会話から始めて挫折した人にこそ、英文法は効く。

「英語を話せるようになりたい」と思ったとき、真っ先に英会話フレーズを覚えよう!と頑張った経験、ありませんか?

はるちゃん先生もあります。

「これだけ覚えておけば大丈夫!フレーズ集」を覚えて使おうとしたこと。

でもいざ会話になると…

覚えたフレーズ使う機会が全然出てこない!

だいたいどういう会話をするか想定できるシーンはもちろんあります。

でも、会話って基本生きもの。

なかなかフレーズ集の表現を使うタイミングって現れません。

現れた時には忘れてるっていうか…。

そして、実際の会話の時には、

「言いたいことがうまく出てこない」

「単語を並べてみたけど、通じてるか不安」

ってことを何度も経験しました。

でも実は、文法の知識がちょっとあるだけで、この壁はグッと低くなります。

たとえば、

「主語のあとには動詞が来る」

「過去の話なら動詞を過去形にする」

「canやwillの後は動詞の原形」

こうした基本のルールが頭に入っているだけで、文章の“型”が見えるようになってくるんです。

つまり、文法は「言いたいことを形にするための枠組み」

その枠があると、単語をどう並べたら伝わるかがわかるので、話すときに焦らずに済むんです。

自然な順序で言えると、伝わる自信も持てるようになります。

英会話でつまづいた人にこそ、文法は効きます。

「いきなり会話から始めて失敗した…」という人ほど、一度、文法という“地図”を手に入れると、英語がぐっと身近になるはずです。

⑤ 英語を見聞きする機会が圧倒的に増えている

カップルがNetflixを視聴している。生活の中で英語を見聞きする機会が増えたイメージ。

ここ数年で、生活の中で英語を目にする機会がぐっと増えたように感じるのは、はるちゃん先生だけでしょうか。

スマホ、SNS、YouTube、Netflix、オンラインストア、英語表記のアプリ、海外製の家電やおもちゃ…。

日本語だけでは完結しない場面が当たり前。

たとえば、日本語だけで会話しなければいけないゲームがバラエティ番組やYouTube動画で扱われることもありますよね。

英語を避けるために出演者たちが四苦八苦する様子に、つい笑ってしまいます。

意識してみてみると、今の生活は英語に接する機会がいっぱい。

YouTubeでは、人気の海外Vlogや興味深そうなライフハック系のチャンネルがあったり。

字幕をつければ内容は分かるけど、「英語のまま理解できたらもっと楽しめるのに」と感じること、ありませんか?

SNSでも、InstagramやPinterestでは英語で投稿されている料理レシピや育児Tips、自己啓発の言葉などが日々流れてきます。

読めそうで読めない。

わかった気がするけど細かい意味まではつかめない。

そんな“もどかしい経験”、誰しも一度はあるのではないでしょうか。

さらに最近では、子どもの教材や学校からの連絡、さらには仕事のオンライン会議でも、英単語や英語表現が必ずと言っていいほど出てきませんか。

つまり——

英文法を学び直すことは、今の生活の中で“すぐに役立つ力”をつけることでもあるんです。

⑥ 「やり直す」ことは、自分の可能性を広げること

暗い屋内から階段を上がると広い空に続いている。英文法を学びなおすと可能性が広がる。

英文法を学び直すということは、ただ英語の知識を取り戻すことではありません。

それはむしろ——

「あのとき置いてきた自分」に、もう一度手を差し伸べること。

ちょっとカッコよく言ってみました…。

学生のころ、


「英語、苦手だったな…」「文法、よくわからなかった」

そんな気持ちで終わった人も多いと思います。

でも大人になった今、

「理解できる自分」や「続けられる自分」に出会える瞬間が、きっとあります。

「わたし、英語できるようになってない?」

そんな小さな実感の積み重ねが、「もっとやってみよう」という前向きな気持ちにつながっていきます。

大人になると、どうしても「できない自分」は隠したくなるし、「もう遅い」「今さら…」という言葉で、自分にブレーキをかけてしまうこともあります。

でも、本当は誰の中にもまだ「伸びたい自分」がいるはず。

「まだやれるんじゃないか?わたし!」

自分の可能性を信じたい自分。

英語はその小さな一歩を踏み出すきっかけになってくれるんです。

学び直しは、過去をやり直すことじゃありません。
未来を、もう一度つくり直す選択。

英文法を通して、“できなかった自分”を超えて、“新しい自分”に出会う。

そんなチャレンジ、始めてみませんか?

⑦ 「向いてるか」ではなく「やるかどうか」で決められる

学び直しを通して、「あ、わたしできてるかも」と感じる瞬間。

それは、自分の可能性をもう一度信じ直せた瞬間でもあります。

でも、その一歩を踏み出しても、ちょっとつまづくとまた出てきてしまう不安。

「やっぱり私、英語に向いてないかも…」
「文法とか、昔から苦手だったし…」

でもね、大人になった今だからこそ、思えることがあります。

“向いてるかどうか”じゃなくて、“やるかどうか”で、道は開けていくってこと。

学生の頃は、「できるか」「得意か」で判断されがちだった学び。

でも今は違います。

  • やりたいからやる
  • 目的があるからやる
  • やってみて、ちょっとでもできたら「よし!」と喜ぶ

そんなふうに、自分の意思で、自分のペースで進んでいいんですよ、今は。

「できる・できない」ではなく、「やったかどうか」が、自信を育ててくれます。

誰かに評価されるためではなく、未来の自分をちょっと好きになるために。

今だからこそ、「やり直す」ことには価値があるんです。

まとめ|英文法のやり直しは、未来への“再スタート”

女性が朝日を浴びながらビーチを走っている。英文法を学ぶことで再スタートを切っているイメージ。

英文法を学び直すことって、昔の苦手を克服する…というだけの話ではありません。

それはむしろ、自分の可能性をもう一度信じ直してみること

「今さら…」ではなく「今から!」。

やってみたいと思えた“その気持ち”が、何よりのスタートラインです。

一歩踏み出せば、少しずつ、でも確実に世界の見え方が変わっていきますよ。




「よし、やり直してみよう」と思えたら、あとは“始め方”だけです。

忙しい毎日の中でも、英文法は1日10分の積み重ねでちゃんと変化が見えてきます。

次回は、1か月で変化を実感できる英文法の学び方をご紹介します。

文法力を伸ばして英語を楽しみましょう、はるちゃん先生といっしょにね。