こんにちは、今日も英語勉強中のはるちゃん先生です。
英語って「読める・書けるようになったのに、話すのが苦手…」って感じることありませんか?
単語も文法も頭ではわかっているのに、いざ話そうとすると言葉が出てこない——
実はこれ、はるちゃん先生もずっと悩んでいたことなんです。
でもね、スピーキングって最初からできる人はいないんです。
学校では「読む・書く」が中心で、「話す・聞く」はあまり練習してこなかったから。
だからこそ、「英語を話す力」はあとから育てていける力。
その第一歩が、英語を声に出すことなんです。
完璧じゃなくていい。
自分ひとりでもいい。
とにかく、「声に出してみる」ことが、話す英語のスタートライン。
とはいえ、話すのが怖い・苦手と感じている方も多いと思います。
そんな方は、まずはこちらの記事も参考にしてくださいね▼
▶ 英語スピーキングが苦手な大人の第一歩|意識を変える考え方
- 英語を話す力を「独学」で伸ばすための5つの習慣
- 忙しい日常でもムリなく続けられるスピーキング練習法
- 一人でもできるアウトプット練習のコツと注意点
- 英語を“声に出す”ことで会話力が育つ理由
- 独学の落とし穴を避けるための工夫(AI・フィードバックの活用)
英語スピーキングを伸ばす習慣①:1日1文“声に出す”ことから始めよう
英語を話せるようになりたいと思ったとき、いきなり「毎日5分間スピーチ」みたいなことを目標にすると、すぐに挫折してしまいがちです。
でも、最初の一歩はもっとシンプルでOK。
「1日1文だけ、英語を声に出してみる」
それだけでも、立派なスピーキング練習です。
◆「英語を話す」=「英語を口から出す練習」
はるちゃん先生も、最初はこの1文練習から始めました。
大事なのは「完璧な文を作ること」より、とにかく口を動かすこと。
- 英語日記に書いた文を声に出す
- アプリの例文をマネして言ってみる
- 会話フレーズ帳から1つ選んで練習する
どれもOKです。
教材は身近にあるもので十分。
お気に入りの1文を声に出して口に覚えさせる、これが大切なんです。
◆最初は「ただ読む」でもOK
自分で文を考えるのが難しいときは、誰かが作った例文を音読するだけでも◎
おすすめは、実際の会話で使われているカジュアルなフレーズ。
たとえば:
- How’s it going?(調子はどう?)
- I’m making lunch.(お昼作ってるよ)
- That sounds fun!(それ楽しそう!)
短くてリズムのよいフレーズは、口に出しやすく、記憶にも残りやすいですよ。
◆ポイントは「正しく」より「出すこと」
間違っていても大丈夫。
最初は「発音が変かも…」「文法あってるかな…」なんて不安もあるかもしれません。
でも、声に出さないと“話す力”は絶対に育たないんです。
英語はスポーツや楽器と同じ。
口を動かすことで、少しずつ“英語を話す筋肉”がついていきます。
はるちゃん先生のひとこと
以前は「書いたり読んだりして、覚えれば話せる」と思っていました。
でも実際には、“声に出す”ことを続けて初めて、スピーキング力が育ち始めたんです。
まずは1日1文、自分に合うスタイルで試してみてくださいね。
英語スピーキングを伸ばす習慣②|「言えなかったこと」をメモしてストックしよう

英語を話していて、「あれ、これって英語でどう言うの?」と詰まったことはありませんか?
はるちゃん先生は、ちょくちょくあります。
アメリカ人の友人と紅葉を見に行った時のこと。
赤く染まった葉っぱが散っていく様子がとても美しくて、
「見て!葉っぱがハラハラ散ってる!」
「すごくきれい!心が落ち着くね」
と感動して、すぐに英語で伝えたくなったんです。
でも、その瞬間、
「ん?ハラハラ散る?なんて言ったらいいの?」
と言葉が詰まってしまいました。
もちろん、”What are beautiful leaves!”でもいいのですが、
「こう言いたい!」そう思ったときこそ、スピーキング力を育てるチャンスです。
習慣にしたいのは、「言えなかったことをメモする」こと。
思いつかなかった表現や、口から出てこなかったフレーズをすぐにメモしておく。
あとで調べて、自分だけの“話せる英語フレーズ帳”を少しずつ作っていくんです。
例えば、あの時の表現ならこんな感じ:
- 「見て!葉っぱがハラハラ散ってる!」→ ”Look! The leaves are gently falling!”
- 「すごくきれい!心が落ち着くね」→ ”It’s so beautiful. It really calms me down.”
こうして、“自分が言いたかったこと”を中心にストックすると、学んだ表現がグッと定着しやすくなります。
紙のノートでも、スマホのメモアプリでもOK。
毎日1つ追加するくらいのペースで、無理なく続けていけますよ。
はるちゃん先生のひとこと
わたしも以前は「言えなかったこと」をそのままにしてしまいがちでした。
でも、あとで調べて声に出すだけで、次に同じ場面で“言える自分”に出会えるんです。
英語スピーキングを伸ばす習慣③|音読+シャドーイングで“口慣らし”をしよう
英語を「聞く力」と「話す力」を同時に鍛えられる、スピーキング練習の王道といえば——
音読とシャドーイングです。
特に独学では、「英語を口から出す」機会が少ないからこそ、口を動かすトレーニングがとても効果的。

音読ってなに?
音読は、英語の文章を見ながら声に出して読む練習。
最初はゆっくりでもOKなので、発音やイントネーションを意識しながら読むのがポイントです。
シャドーイングってなに?
シャドーイングは、英語音声を聞きながら、少し遅れてマネして発話する練習。
聞こえた英語をそのまま“影(shadow)”のように追いかけて発音します。
最初は短いフレーズや会話文から始めましょう。
たとえばこんな使い方
はるちゃん先生は、スタディサプリのTOEIC講座やYouTubeの短い英会話動画をよく使っています。
シャドーイングは1日5分でも集中してやると、口の動きがスムーズになって“英語のリズム”が体に入ってくるんです。
はるちゃん先生のひとこと
最初は口がまわらなくて、全然音声についていけなくてがっかりしたことも。
でも続けているうちに、「英語を話す口の筋トレ」って感覚が分かってきたんです!
鏡の前で、口をしっかり動かしながらやるのもおすすめですよ。
英語スピーキングを伸ばす習慣④|独り言で“生活英会話”を育てよう
英語を話す力を伸ばしたいなら、日常の中で「英語でつぶやく習慣」を取り入れるのがおすすめです。
これがいわゆる、“独り言英語”。
たとえば、洗い物をしながら
“I’m doing the dishes now.”(今、皿洗いしてる)
スーパーでお肉を見ながら
“Chicken is on sale today.”(今日は鶏肉が安いな)
など、日常のちょっとした場面で英語を使うことで、「自分の言葉」として定着していくんです。
でも実は…独り言には落とし穴も!
はるちゃん先生も、長年独り言英語をやってきて、ある“盲点”に気づきました。
それは、誰にも添削されないことで、微妙に不自然な表現がそのまま癖になってしまうこと。
たとえば、日本語の文法に引きずられていたり、学校で習った表現をそのまま使ってまわりくどくなったり。
“わかるけど、ちょっと不自然”な英語は、相手にストレスを与えることもあります。
せっかく英語を使っているのに、ナチュラルじゃないまま定着するのはもったいない!
そんなときは、”ちょこっとフィードバック”を
- ChatGPTや翻訳アプリで、「これって自然?」を確認する
- 英会話アプリ(AIや人とのやりとり)で、実際に通じるか試す
- 文法チェックツールや音声認識のあるアプリで、アウトプットを見直す
など、“独り言+フィードバック”の組み合わせがとても効果的です。
はるちゃん先生のひとこと
独り言は気軽にできて効果も大きいけれど、ひとりきりでは気づけないクセもあるんです。
ちょっとの工夫で、自然で使える“話せる英語”に育てていきましょう。
英語スピーキングを伸ばす習慣⑤|“週1回だけ誰かと話す”をゆるく習慣にしよう
ここまでご紹介してきた習慣は、どれも一人でコツコツ続けられるものばかりでした。
でも、英語はやっぱり「伝わった!」という経験があると、もっと話せるようになりたい!って思えるんですよね。
そこでおすすめなのが、「週に1回だけ、誰かと英語で話す時間」をつくること。
といっても、大げさなレッスンじゃなくて大丈夫。

AI英会話で5分だけ話してみる、ChatGPTにちょっと相談してみる、そんなゆるい感じでOKです。
例えば、こんな方法があります:
- AI英会話アプリで5分会話練習をする
- オンライン英会話で週1レッスンを受ける
- ChatGPTでシチュエーション英会話を試す
- 英語日記を話すように音読して録音&確認する
ポイントは、「話す内容を軽く決めておく」こと。
たとえば「今日はスーパーで使えそうなフレーズを話してみよう」など、テーマを決めておくと、実際の会話でも伝える力がグッと伸びます。
スケジュールに組み込んでおけば、「気づいたら今週も話してない…」を防げて、習慣としても定着しやすくなりますよ。
はるちゃん先生の一言
英語は、予定に入れないと後回しになっちゃうことが多いんです。
「週に1回だけ、話す日をつくる」だけでも、英語が“自分の言葉”になっていく感覚が育っていきますよ!
まとめ|スピーキング力は、日々の小さな習慣から育つ
英語が話せるようになるには、特別な才能や完璧な環境が必要なわけではありません。
今日ご紹介したように、“ちょっと声に出す”“言えなかったことをメモする”“独り言をつぶやく”など、日常の中でできる小さな習慣こそが、スピーキング力を育ててくれるんです。
はるちゃん先生も、最初は「英語、話せるようになるのかな…」と不安でした。
でも、コツコツ続けていくうちに、ふとした瞬間に英語が口をついて出てくる感覚が芽生えてきました。
大切なのは、「完璧に話すこと」ではなく、「伝えようとすること」。
まずは気になった習慣を、ひとつだけでも今日から取り入れてみてください。
英語を話すことが、少しずつ、もっと自然に、もっと楽しくなっていきますよ。
英語は、完璧を目指さなくて大丈夫。
小さな習慣を積み重ねて、“話せるようになる自分”に少しずつ近づいていきましょう。
はるちゃん先生といっしょにね。