こんにちは、今日も英語勉強中のはるちゃん先生です。
「英語日記って、なんとなく英語で日常を書くだけでしょ?」
「続けられたらいいけど、文法の勉強にはならなさそう…」
そんなふうに思っていませんか?
実は、はるちゃん先生も以前は英語日記が英文法の勉強になるなんて考えていませんでした。
でも、英語日記は“文法力を鍛える”のにとても効果的な方法なんです。
しかも、毎日ちょっとずつ書くだけでOK。
日記を書くことで自然と文法が身につく仕組みがあります。
特に、大人になって英語をやり直したい方や「中学英語までは覚えてるけど、話せない・書けない」という方にこそぴったり!
英語がニガテでも大丈夫。
英語日記は、“シンプルに・自分のペースで”始められるツールなんです。
この記事では、
・初心者さん向け英語日記の書き方
・どうして文法力アップにつながるのか
をわかりやすく解説していきます。
なぜ英語日記で文法力が伸びるの?
頭に入れただけでは、文法は使えるようにならない
英語の文法って、参考書を読んだだけでは、なかなか覚えられませんよね。
「現在完了?あー、そんなのあったな…」と思っても、いざ英語を話したり書いたりする場面になると、うまく出てこない。
それは、“見て覚えるだけ”では、使えるようにならないからです。
たとえば、料理本を読んだだけではご飯が作れるようにならないのと同じ。
文法も「自分で使ってみる」ことで、初めてしっかり身につくんです。
英語日記はまさにその「使ってみる練習」ができる場所。
自分のことを、自分の言葉で英語にしていくうちに、文法が自然と体にしみこんでいきます。
「自分の言葉」で英語を書くから、忘れにくくなる
教科書の例文って、たまに、「それリアルな場面で使う?」って思うものもありますよね。
「He is a doctor.」とか、「This is a pen.」とか…(意外と使う場面が出てきたりしますが)
でも、「今日、子どものお弁当を作った」とか、「ドラマを見て泣いた」といった文章のほうが、断然、日常生活でたくさん出てきます。
つまり、英語日記では自分の生活に合わせた内容を書くことができます。
だから、使う単語も文法も、“自分ごと”として記憶に残りやすくなるんです。
たとえば、
”Today, I made a bento for my son.”
”I cried while watching a drama.”
こうやって、自分にとって意味のある文を何度も書いていると、
「あれ?この言い回し、前にも使ったな」と、文法のパターンごと覚えてしまえるようになります。
このように、英語日記を書くことは、文法を「覚える」から「使える」へ変える第一歩になるんです。
じゃあ、そんな英語日記って、どうやって書き始めればいいの?
次の章では、そのコツをわかりやすくお話ししますね。
初心者でもできる!英語日記の始め方ステップ

「よし、やってみよう!」と思っても、いざノートを開いてみると…
「何書けばいいの?」「英語で書ける気がしない…」って手が止まってしまうこと、ありますよね。
難しく考えないでくださいね。
英語日記は、“たった1文から”始めてOK!
もしもあなたが学生の時から英語をお休みしているのであれば、自分のことを英語にする、という作業も久しぶりかもしれません。
だから、本当に簡単な一文でいいんです。
大事なのは、正しく書こうとすることよりも、「自分の言葉で書いてみること」なんです。
● ステップ①:日本語で“今日あったこと”を短くメモする
いきなり英語にしなくてOK!
まずは「今日は〇〇した」とか「〇〇を食べた」など、簡単な一文を日本語でメモしてみましょう。
たとえば:
📝スーパーで卵が安かった
📝洗濯物を干してたら雨が降ってきた
📝お弁当に卵焼きを入れた
● ステップ②:それを、できる範囲で英語にしてみる
中学英語レベルでまったく問題ありません。
むしろ、「難しい単語を使わない」「知ってる文法で書く」ことが、続けやすさのコツです。
さっきの例を英語にしてみると…
✅ The eggs were cheap at the supermarket.
✅ It started raining when I was hanging the laundry.
✅ I put tamagoyaki in the bento.
「tamagoyaki」など、日本語のままでもOK!
無理に英語っぽく言いかえなくても、自分が知っている言葉で書いて大丈夫です。
たとえば、実際の会話で「What is tamagoyaki?(たまごやきって何?)」と聞かれたら、そのときに「Japanese rolled omelet(日本の巻き卵)」とか、「It’s a sweet egg dish.(甘い卵料理だよ)」など、あとから説明すればいいんです。
日記は、まず“書いてみる”ことが大事。
細かいことはあとでOK。
書いていくうちに、自然と「こう言えばよかったかも」って気づくようになります。
● ステップ③:書いたら、声に出して読んでみる(おすすめ!)
たとえ1文でも、書いたものを口に出すと、記憶に残りやすくなります。
「書いてみる→言ってみる」を繰り返すことで、文法が“体にしみこむ”ようになりますよ。
しかも、スピーキングの練習にもなるので一石二鳥です。
● ステップ④:慣れてきたら、自分の書いた英文を見直してみよう
最初は「これで合ってるかな?」と不安になることもありますよね。
でも大丈夫。まずは“書いてみる”ことが一番大事です。
もし「もっと自信を持ちたいな」と思えてきたら、文法チェックツールを使って確認するのも◎。
どんなツールがあるのかは、次々回の記事でくわしくご紹介しますね!
まずは1日1文から、気楽に始めてみましょう。
英語日記は、がんばらなくていい学習法です。
「一文だけ書けたらOK」
「間違えてもOK」
「昨日と同じ表現でもOK」
そう思えるだけで、ぐっと気持ちがラクになりますよね。
自分の言葉で英語を“ちょっとだけ書いてみる”だけで、あなたの中の英語の回路が、少しずつ目を覚ましていきます。
英語日記をもっと楽しく書くコツ

英語日記を楽しく書くコツ①|テーマを決めておく
「今日は何を書こう…」と悩む時間って、けっこうもったいないですよね。
そんなときは、あらかじめ“書くテーマ”をいくつか決めておくのがおすすめです。
たとえば、こんな感じでローテーションしてみると気がラクになりますよ↓
- 月曜日は「食べたもの」
- 火曜日は「家族のこと」
- 水曜日は「今日の気分」
「昨日と同じ話になっちゃうかも…」という日があってもOK!
同じことをちょっと違う言い方で表すのも、じつは立派な英語トレーニングです。
むしろ、「あ、前回と同じ表現を使っちゃった」と思ったらチャンス!
「他の言い方ってあるかな?」と考えることで、自然と表現の幅が広がっていきます。
英語日記を楽しく書くコツ②|使ってみたい文法をゆるく決める
英語日記に少し慣れてきたら、「今日はこの文法を使ってみようかな」と、ゆる〜くテーマを決めてみるのもおすすめです。
たとえば:
- 現在完了を使ってみる → I have finished the laundry.
- if を使ってみる → If it rains tomorrow, I’ll stay home.
- 比較を使ってみる → Today was colder than yesterday.
「完璧じゃないといけない」と思うと苦しくなりますが、“使ってみること”が目的なら、間違えても大丈夫!
「通じたらOK」「伝わったらOK」くらいの気持ちで、英語と仲良くなっていきましょう。
まとめ|英語日記で文法力を“自分のもの”にしよう
英語日記は、知識としての文法を「使える力」に変えてくれる、まさに大人にぴったりのアウトプット練習です。
難しいルールを覚えなおす必要なんてありません。
「今日は何を書こうかな」「この英語で伝わるかな?」
と、ちょっとだけ英語と向き合う時間を持つことが、大きな一歩になるんです。
まずは書いてみることでアウトプットしてみる。
書くことで気づくこと、使ってみて初めてわかること、きっとたくさんあります。
そして、「書く」以外にも、もっともっと使いたくなるスイッチが入るはずです。
まずは1日1文、“自分のことば”で英語を書いてみることから始めてみましょう。
はるちゃん先生といっしょにね。
次回は、そんな英語日記をムリなく続けていくためのコツをお届けします。
「3日坊主になりがち…」という方も大丈夫!
あなたらしいペースで続けていけるヒントを、やさしくご紹介しますのでお楽しみに。