こんにちは、今日も英語勉強中のはるちゃん先生です。
前回の記事では、初心者でも始めやすい英語日記の書き方をご紹介しました。
でも、
「英語日記でアプトプット?イイね、面白そう!」
と思って始めてみたものの、3日で終わってしまった…という人もいるかもしれません。
どんな勉強でもありがちですが、英語日記でも、よくあることなんです。
でも、続けられないのは、意志の問題ではなく“やり方”が合っていないだけ。
そしてもうひとつ大事なのが、「英語日記の目的」を正しく理解すること。
最初から、英語日記を続けるための大事なことを言ってしまいますね!
英語日記は、感情をつづる“心のノート”ではなく、英語表現のアウトプット練習の場。
書く内容に意味がなくてもいいんです。
毎日の天気や散歩で見た花、テレビで見たニュースなど、どんな些細なことでもOK!
今回は、
英語日記を書きたいけど、続かない!
と感じている方に向けて、英語日記を無理なく習慣化できる5つのコツをご紹介します。
英語日記を毎日書くコツ①|まずは「1日1文」でOK!完璧主義を手放そう
「ちゃんとした英文を書かなきゃ…」と思うと、手が止まってしまいませんか?
でも実は、“完璧に書こう”とすることが、英語日記が続かない最大の原因なんです。
「日記」と聞くと、つい感情や出来事を丁寧に綴るイメージに引っ張られがちですよね。
はるちゃん先生も、昔観た海外ドラマで、主人公が”Dear Diary…”から始めて筆記体でさらさらと気持ちを書いているシーンに、ちょっぴり憧れたことがあります。
でも!
英語日記は書く目的が違います。
その目的は、英語のアウトプット練習。
ネイティブのような長文を書く必要はありません。
むしろ「今日は眠い」だけでも立派な一文です。
たとえばこんな感じでもOK:
- I’m tired today.
- It was cold this morning.
- I ate ramen for lunch.
これだけで、「過去形の使い方」や「語順の感覚」を自然にアウトプットしていることになります。
しかも、“書けた”という事実こそが大きな前進。
たとえ短くても、毎日1行書くことで「英語に触れる習慣」ができていきます。
大切なのは、正しさより、続けられる形で書くこと。
たどたどしくても、自信がなくても、「今日も書けた!」という体験を積み重ねることが、あなたの英語力を育ててくれます。
英語日記を毎日書くコツ②|「書く時間と場所」を固定して、ルーティンにしよう

英語日記を続けるうえで意外と大きなハードルになるのが、
「今日はいつ書こうかな…」「あとでにしようかな…」
時間を決めていないこと。
実は、“やる気”より“タイミング”が大事なんです。
おすすめは、毎日決まったタイミングで書く習慣をつくること。
たとえばこんなシーンに当てはめてみると、自然と続けやすくなります:
- 朝起きて、コーヒーを飲みながら1文だけ書く
- 昼食のあと、気分を切り替えるつもりで軽く日記を書く
- 犬の散歩から帰ったあと、落ち着いた気分で1文だけつぶやくように書く
- 寝る前、スマホを見る代わりに1行日記で1日を締めくくる
こうして「英語日記を書く=生活の一部」にしてしまうと、「いつ書こうか」と悩む必要がなくなります。
迷いが減れば、続けるエネルギーもぐっと少なくて済むんです。
ちなみに、はるちゃん先生はーー
犬の散歩や家族の送り迎えの後、リビングでちゃちゃっと一文だけ書いたりします。
例えば、
”It was cloudy and humid today.”
なんて、数十分の間に目に入ったものをポンと書くだけ。
毎日何かしら違う光景があるから、書くことにも迷いません。
さらに、スマホのリマインダーやToDoリストに“英語日記”の一言を入れておけば、思い出すきっかけになって、「うっかり忘れ」も防げます。
気合を入れるより、書くのが“当たり前”になる仕組みをつくること。
これが、毎日続ける最大のコツです。
英語日記を毎日書くコツ③|「毎日のネタ帳」を用意しておくとラクになる

「今日は何を書けばいいんだろう…」
英語日記を始めたばかりのころ、いちばん困るのがこの“ネタ切れ問題”です。
でも安心してください。
英語日記に書く内容は、どんなにささいなことでも大丈夫。
むしろ、とりとめのないことを英語で表現する練習こそが、語彙や文法力のトレーニングになるんです。
たとえば、こんなネタでも立派な英語日記になります:
- 散歩中に見たアジサイの様子
→ The hydrangeas looked brighter after the rain. - 昨日観たテレビドラマの一場面
→ I watched a drama about a high school teacher. - 今食べたいスイーツの話
→ I really want to eat chocolate cake today.
毎日「よし、何か思い出さなきゃ…」とゼロから考えるのは大変なので、
あらかじめ“ネタ帳”をいくつか持っておくと、悩まずに済みます。
💡たとえばこんなテーマをローテーションすると◎:
テーマ | 例文のヒント |
---|---|
今日の天気 | It was hot and sunny today. |
食べたもの | I had miso soup and rice for breakfast. |
気分・体調 | I felt sleepy all day. |
家族やペット | My dog was especially cute this morning. |
やりたいこと | I want to clean my room this weekend. |
見たもの・聞いたこと | The construction across the street has finally finished. |
日本語でざっくりメモしておいて、あとで英語に直すだけでもOK。
「英語で考えよう!」と気合を入れるより、“気軽に言い換える”くらいの感覚で十分です。
ネタに迷わない工夫をしておけば、「今日は書けない…」というストレスも減って、書くハードルがぐっと下がりますよ。
英語日記を毎日書くコツ④|書いた日を「見える化」するとやる気が続く
英語日記を続けていくうちに、ふと
「これ、本当に意味あるのかな…?」
と不安になること、ありませんか?
そんな時に役立つのが、“見える化”の工夫です。
日記を書いた日を目で見て確認できるようにすると、「続いている自分」に気づけて、モチベーションも自然と上がります。
たとえば:
- カレンダーに〇をつけて「今日は書けた!」を記録する
- メモアプリやToDoリストに「日記完了」とチェックを入れる
- アプリの日記機能で記録を残していく
(※英語日記専用アプリについては次回の記事でご紹介します)
さらに、地味だけど効果的なのが“ノートに手書き”。
お気に入りのノートに “Dear Diary” なんて書きながら、ペンを走らせる時間を楽しむのも、ちょっとした癒しタイムになります。
実際、アナログ派の人からは
「ノートのページが増えていくのがうれしい」
「後から読み返すのが楽しい」
という声も。
見える化の良いところは、“続けた分だけ目に見える”という小さな達成感があること。
この達成感が積み重なると、「今日も書こうかな」と思えるようになります。
習慣って、意志ではなく“嬉しさ”や“気持ちよさ”で続いていくもの。
ぜひ、自分に合った“見える化”スタイルを見つけてみてくださいね。

英語日記を毎日書くコツ⑤|「今日は書けなかった」もあり。自分を責めない
「せっかく続けてたのに、昨日は書けなかった…」
そんな日は、ちょっとモヤモヤしちゃいますよね。
でも、英語日記は“続けられなかったから失敗”というものではありません。
業務日誌じゃないですからね。誰にも迷惑かけません。
むしろ、書けなかった日があっても、全く問題なし。
大切なのは、“また戻ってこられる場所”として日記があること。
たとえば3日坊主になったとしても、「また3日やればいいじゃない」くらいの気持ちでOK。
1日休んでも、1週間空いても、また書きたくなったら始めればいいんです。
習慣って、続けることより、“戻ってこられること”が大事。
「続けられなかった自分はダメ…」なんて責めなくて大丈夫。
日記が“やらなきゃ”になってしまうと、どんどん苦しくなってしまいます。
書きたくない日は、お休みしてもOK。
そのかわり、戻ってきた自分をちゃんとほめてあげましょう。
まとめ|「がんばらなくても続けられる」英語日記のかたち
英語日記って、始める前はなんだかハードルが高く感じるかもしれません。
でも、毎日完璧に書く必要はないし、うまく書けなくても、1文でも、途中で休んでも大丈夫。
大切なのは、がんばりすぎない工夫を自分のペースで見つけていくこと。
ご紹介した5つのコツの中から、「これならできそう!」と思えるものを1つだけでも、試してみてくださいね。
英語日記は、小さな一歩を積み重ねていく学びです。
きっと、あなたの毎日の中にも、英語が自然にとけ込んでいきます。
次回は、そんな英語日記をもっと気軽に楽しめる、
初心者にもおすすめの英語日記アプリ5選をご紹介します!
「手書きよりスマホがいいかも?」という方も、ぜひお楽しみに。
さあ、今日から一緒に英語日記、書いてみましょう、はるちゃん先生といっしょにね。