TOEICリスニングはディクテーション&シャドーイングで伸ばす！

こんにちは、今日も英語勉強中のはるちゃん先生です。

英語のYouTubeやPodcastを日常的に流しているけれど——

「ちゃんと聞いてたはずなのに、内容がまったく思い出せない…」

そんなこと、ありませんか？

はるちゃん先生もよくあります。

気になった単語があっても調べずにそのまま。

なんとなく“英語に触れてる気分”になって終わっていたことに、あるとき気づきました。

そんな中、「TOEICを受けてみよう」と決めたことで、“ちゃんと聞き取る練習”を始めないとまずいな…と思ったんです。

そして取り組み始めたのが、ディクテーションとシャドーイング。

これまで苦手意識があって避けてきたディクテーション、

効果がよく分からないまま終わっていたシャドーイング——。

でも、スタディサプリの中で“逃げられない仕組み”になっていたおかげで、やってみたら、思いがけず「気づき」や「変化」がありました。

今日は、そんなTOEICリスニングにディクテーションとシャドーイングを取り入れて感じたことを、等身大の体験としてお届けします。

聞き流しだけじゃリスニング力は伸びない理由

英語の音声を「とりあえず流しておく」という学習、忙しい日常の中ではすごく取り入れやすい方法ですよね。

はるちゃん先生も、家事の合間や犬の散歩中など、英語のYouTubeやPodcastをよく聞いています。

でも、ふと気づいたんです。

「聞いてるはずなのに、ほとんど覚えていない」って。

たとえば、「今の単語、何て言ったんだろう？」と気になったとしても、調べずにそのまま次へ進んでしまって、結局その単語が何だったのか分からないまま終わる——。

そんな“あいまいなリスニング”が習慣化していたことに、ある日ハッとしました。

確かに、聞き流しは「英語に慣れる」「耳を英語に慣らす」という点では効果があります。

でも、TOEICではそれだけじゃ通用しません。

TOEICのリスニング問題では、短い時間で英語を聞き取り、意味を理解し、すぐに判断する力が求められます。

つまり、“なんとなく分かった気がする”では、正解にたどり着けないんです。

だからこそ、リスニングを本気で伸ばすには——

「音を聞く→意味を理解する→正しく覚える」という、ちょっと地道で集中力のいる練習が必要だと感じました。

次のセクションでは、はるちゃん先生が「苦手で避けてきたけど、やってよかった」と思えたディクテーションについてお話ししますね。

ディクテーションで気づいた“聞こえていなかった部分”

はるちゃん先生、正直ディクテーションって苦手でした。

そもそもディクテーションって何かというと、英語の音声を聞いて、それを一語一句書き取る練習のこと。

英語を“正しく聞き取る力”を鍛えるのにとても効果的とされていて、リスニング力アップに役立つ定番トレーニングです。

英語の音声を聞いて書き取る…って、なんだかテストみたいで楽しくないし、綴りも自信がないから「これで合ってるのかな…？」と不安になるばかり。

だからこれまで、積極的には取り組んでこなかったんです。

でも、スタディサプリのTOEIC講座では、ディクテーションが組み込まれた構成。

「逃げられないじゃん…」と思いつつも、やるしかないので（笑）、とりあえず始めてみました。

スタディサプリ ENGLISH〈TOEIC® L&R TEST 対策コース〉はこちら↓

すると——

自分が“聞けていなかったこと”が、次々と明らかに！

たとえば：

• in や at などの前置詞が抜けている
• 複数形のs が聞こえていない
• 名詞の数（数えられる・数えられない） を曖昧にしていた
• 単語の正しい綴りがあやふや
• リエゾン（音のつながり）がまったく聞き取れていなかった

「なんとなく分かったつもり」で聞いていた部分が、実は“雰囲気”で理解していただけだったんですね。

さらに、TOEICのリスニングにはアメリカ英語だけでなく、イギリス英語やオーストラリア英語の音声も登場します。

“Cap”が“カップ”にしか聞こえなかったり、アクセントが違うと同じ単語でも別の言葉のように感じたり——。

こうした違いにも、ディクテーションを通じて初めて気づくことができました。

今のところ「リスニングが上達した！」という実感はあまりないけれど、“どこが聞けていないか”を把握できたこと自体、大きな収穫だったと感じています。

この気づきが、次にご紹介するシャドーイングの効果的な取り組み方につながっていきますよ。

シャドーイングは効果ある？最初は1文からでOK

「シャドーイングって実際どうなの？」

はるちゃん先生も、TOEIC対策を始めるまではピンと来ていませんでした。

なんなら、リピーティングとの違いも曖昧な時期も（笑）

シャドーイングとは、英語音声のすぐ後を追って発音する練習法。

通訳訓練にも使われる、本格的なリスニング強化法です。

でも実際やってみると…難しい！

・聞きながら言うのが追いつかない
・自分の声で音声が聞こえづらい
・長い文だと、何を言ってるのか分からなくなる…

「これって意味ある？」「できてる実感がない…」

そんな風に思っていた時、救われたのがスタディサプリの関先生のアドバイス。

「サイレントシャドーイングでもOK。口パクでも大丈夫！」

声を出さなくていいなら、気楽に取り組めるし、音声もかき消さない。

まずは“音のリズムや口の動き”をなぞるだけでOKなんです。

最初は「1文だけ」で十分。

いきなり長文に挑戦すると、つらくて続きません。

だからこそ、Part1やPart2の短文からのスタートがおすすめ。

1文を何度も聞いて真似してみる。

言いにくいところを確認してまたやり直す。

この地道な積み重ねが、リズムや発音の感覚を養ってくれます。

はるちゃん先生も続けるうちに、

• 言い回しに慣れてきた
• 音の流れがつかめるようになった
• 文の構造がすっと見えるようになった

と、小さな実感が増えてきました。

「1文だけなら、やれそうかも」

そう思えたら、もう立派なスタートです◎

数をこなすことで、英語表現が耳に残るようになる

リスニング力を伸ばすには「質」が大事——これは事実です。

でも、それと同じくらい、「量」も大切なんです。

はるちゃん先生も、スタディサプリでリスニング問題を解き続けているうちに、「あれ、この表現また出てきた！」と、何度も耳にするフレーズや構文に気づくようになりました。

公式サイトはこちら↓

よく使われるフレーズや構文が「聞いたことある！」になる

TOEICでは、よく出るパターンや定番表現がたくさんあります。

たとえば、

• “Could you tell me ~?”（〜を教えていただけますか？）
• “The next train will arrive at ~”（次の電車は〜に到着します）
• “We apologize for the inconvenience.”（ご不便をおかけして申し訳ありません）

こうした表現は、1回聞いただけではなかなか定着しません。

でも、同じような構文や語順に何度も出会うことで、耳が自然と慣れてきます。

最初はなんとなく「聞き取れた気がする」だったのが、やがて「内容がスッと入ってくる！」に変わっていく感覚です。

聞くたびに処理スピードが上がっていく

同じパターンに繰り返し出会うと、“意味処理のスピード”が上がるのもポイントです。

前より早く内容をつかめるようになると、設問を解く余裕も出てきて、正答率がアップ！

はるちゃん先生も、最初はPart2（応答問題）で「あれ？なんて言ったの？」となることが多かったのですが、何度も同じ形式にふれることで、次第に「パターン読み」ができるようになってきました。

聞き流しも“聞き慣れ”には効果あり！

集中して聞く時間は大切ですが、「なんとなく耳に入っている」状態も無駄ではありません。

特に、

• 単語のイントネーション
• 会話のテンポ
• 英語のリズムやリダクション（音の脱落）

こういった“音の癖”に耳が慣れてくるには、繰り返し聞く時間＝数をこなすことがとても有効なんです。

ただし、聞き流しだけでは「分かった気」になりがちなので、シャドーイングやディクテーションなどの“集中して聞く時間”もバランスよく取り入れるのがおすすめです。

繰り返し聞くことでついてくる「この英文、なんだか知ってる！」という感覚は、自信につながりますし、学習を続ける原動力にもなりますよ。

まとめ｜少しずつ感じる変化こそ、リスニング力アップのサイン

ディクテーションもシャドーイングも、決してラクな学習法ではありません。

はるちゃん先生自身、最初は「難しいし、効果あるのかな？」と半信半疑でした。

実際、急にスコアが伸びたり、映画が字幕なしで理解できるようになったり…

そんな“劇的な変化”は、まだ訪れていません。

でも、

• これまで気づけなかった自分の弱点に出会えた
• 音のつながりや、曖昧だった文法が少しずつクリアになってきた
• 口パクでシャドーイングなら、なんとかできるようになった

こうした小さな変化が、確実にリスニング力の「土台」になっていると実感しています。

「あれ、ちょっと聞き取れるようになってきたかも」「この表現、前も出てきたな」――

そんな小さな気づきは、ちゃんと前に進んでいる証拠です。

TOEICリスニングの力を伸ばすには、やっぱり「聞き流しだけ」では足りない。

音を意識的に聞き取り、自分の口で再現していくことが大切なんだと、改めて実感しています。

これを読んでくださったあなたも、もし「今のやり方で合っているのかな」と悩んでいたら、ぜひ一度、ディクテーションやシャドーイングを試してみてください。

まずは1日1文から、無理なく、でも確実に。

一緒に、TOEICリスニングの力を育てていきましょう。

はるちゃん先生といっしょにね。

次回予告

次回の記事では、スタディサプリで2週間TOEIC対策を続けてみた効果を、公式問題集を使ってリアルに検証！

「リスニング力って本当に伸びてるの？」

「ディクテーションやシャドーイングって、スコアに影響あるのかな？」

そんな疑問に、実体験をもとにお答えするレビュー記事をお届けします。

TOEIC対策に迷っている方のヒントになれば嬉しいです。

どうぞお楽しみに。