こんにちは、今日も英語勉強中のはるちゃん先生です。
TOEIC本番まで、ついにあと1週間――。
ここまで毎日コツコツと学習を続けてきましたが、「TOEIC対策後半の確認」として公式問題集を使った模試をしてみました。
実は、模試をやる前はちょっと不安だったんです。
「前より点数が下がってたらどうしよう…」
そんな気持ちがふとよぎりました。
でも、思い切って解いてみてよかった。
結果だけじゃなくて、今の自分に足りないところや、体調やメンタルの状態までもがリアルに見えてきました。
今回はその模試結果を振り返りながら、残り1週間をどう過ごすか、何を整えるべきかを一緒に考えていきたいと思います。
- TOEIC本番1週間前に模試を解いたリアルな結果と気づき
- 弱点だったPartや体調・集中力の課題
- 残りの時間で“整える”ための3つの対策ポイント
- 「模試がうまくいかなくても大丈夫」と思える心のヒント
頑張ってきたからこそ、ちょっと疲れが出たり、不安になるのも自然なこと。
そんな気持ちもまるごと受け止めながら、「今の自分のベスト」を本番に持っていけるように、一緒に整えていきましょう。
TOEIC模試結果を公開|前回との比較と今回のスコア

今回は、公式TOEIC問題集Vol.6のTest1を使って模試を実施しました。
制限時間も本番通りに設定して、今の実力をしっかり可視化することが目的です。
今回の模試結果はこちら!
【リスニングセクション(合計:94/100)】
- Part1:6/6(満点!)
- Part2:24/25
- Part3:37/39
- Part4:27/30
【リーディングセクション(合計:87/100)】
- Part5:28/30
- Part6:14/16
- Part7:45/54(※途中で時間切れ)
前回との比較:スコアはどうだった?
実は2週間前にも、スタディサプリでの対策を2週間続けたタイミングで、公式問題集の別バージョンで模試を実施していました。
そのときの結果は、推定895点レベル(リスニング92点・リーディング96点)。
つまり、今回の模試ではスコアが下がってしまったという結果に…。
特にリーディングセクションの後半で失速してしまったのが、大きな課題でした。
スコアに影響したポイント
- Part7の最後の設問は時間切れで未解答が多数
- 語彙問題・文挿入問題でのミスも目立つ
- 疲れや目の負担がたまっていたことも集中力に影響
客観的に分析すると、リスニングの安定感は上がっていると実感していますし、Part5・6も大きく崩れてはいません。
とはいえ、正直、ちょっとがっかりはしました。
「こんなに頑張ったのに…」という気持ちはぬぐえません。
でも、自分でも根を詰めすぎて、体や目に疲れを感じていたので、今回の結果は納得と言えば納得なのです。
「今の状態を整える必要がある」と冷静に受け止めて、次の一歩につなげていきたいと思います。
ミスから学ぶ|TOEIC模試で見えた3つの弱点と原因
模試を終えて改めて感じたのは、「スコア=そのときの自分の状態の鏡」だということ。
点数だけを見れば落ち込んでしまいそうですが、分析してみると、明確な原因や今後の改善ポイントが見えてきました。
Part2|イギリス・オーストラリア英語に対する苦手意識
今回唯一間違えた設問34では、全体が聞き取れず、聞き取れた部分だけで予測して回答→誤答。
加えて、オーストラリア英語やイギリス英語に対する苦手意識が出てしまい、構えてしまったことで余計に聞き取れなくなるという悪循環も。
▶ 対策中:
- 毎朝のBBC Learning Englishで耳慣らしを継続中
- 「音のクセ」に慣れるのがいちばんの近道
Part5・6|丁寧に解きすぎて時間オーバー
今回のリーディングは、Part5と6に時間をかけすぎたことが最大の反省点。
文法が苦手だとスタサプで教えられたので、文法問題を1問1問を丁寧に解こうとするあまり、Part7に突入した時点で時間がギリギリ。
その結果、181番以降の設問は焦ってミスを連発、197〜200はまるごと未解答(全部Bをマーク)という悔しい結果に。
▶ 原因:
- 「せっかくここまで来たから丁寧に」と思いすぎた
- 時間配分の本番シミュレーション不足
語彙問題でのミスも目立った
以下の設問で語彙や多義語に関するミスが発生:
- 124・128・138・182:語彙・言い換えの選択で迷い、誤答
- 140・167:文挿入問題で二択に悩んでミス
語彙力の底上げと、「迷ったときの判断基準」の強化が今後の課題です。
集中力の限界と疲労の蓄積
- リスニング後半の設問91・96・98では、明らかに「疲れてエイヤーで選んでしまった」自覚あり
- リーディング後半の設問191〜195では、パッセージの読み抜かしや焦りが原因の誤答が続出
- 目の疲れ・ドライアイ・右目の充血と、明らかに体調にも影響が出ている状態

▶ 気づき:
これ以上“詰め込む”のではなく、整えること・回復させることが今の最優先
次のセクションでは、こうした課題をふまえて、残り1週間でやる「整えるための3つのこと」を具体的に紹介します!
TOEIC直前の1週間で整える3つの具体策
「この1週間、どう過ごすかで当日のパフォーマンスが変わる」
今回の模試を通して、はるちゃん先生はそう感じました。
ここからは“追い込み”ではなく、今の自分のベストを出すために整える時間にしていきます。
1. 語彙と文挿入の「型」を再確認する
今回ミスが出た語彙問題・文挿入問題は、実はパターンを知っておくだけで対応しやすくなる部分です。
- 苦手だった設問を見直して「なぜ間違えたか」を言語化する
- スタディサプリのアダプティブ講座で、AIに苦手を洗い出してもらう
- テキストよりも“問題演習”を通して定着をはかる
無理に覚えようとしないで、“あ、これ見たことある”という感覚を増やしておきます。
2. 時間配分を意識したPart5〜7の「再現練習」
リーディング後半の崩れを立て直すために、時間を測って通しで解く練習をもう一度。
- Part5と6は1問15〜20秒以内で区切る練習
- Part7は「本文→設問→根拠探し」の読み方をテンポよく練習
- 時間が足りなかった設問181〜200は、再度落ち着いて読み直す
本番で焦らないよう、「自分のテンポ感」を体にしみこませておきます。
3. 体調と集中力の「ピーク調整」
最後の1週間、勉強量よりも“コンディション管理”がカギだと感じています。
- 寝る時間・起きる時間を試験当日に合わせる
- 目の疲れをケアするため、ブルーライト対策と温アイマスク
- ごはん・水分・間食で集中力をキープ
- 勉強は「朝に無理のない範囲で・午後は軽く復習・夜はしっかり休む」くらいのバランスを
「あと1問解く」よりも、「あと1時間元気でいる」を大切にしていきます。
振り返ってみて、2週間前に実施した前回の模試の時は、気力・体力が今回よりも十分あった気がします。
苦手を克服することと同じくらい体調を整えておくことの大切さを今回の模試で実感しました。
本番を控えて、この気づきは大きな収穫といえます。
無理して詰め込むより、整えて、回復して、穏やかな気持ちで本番に臨む。
これが、はるちゃん先生が選んだ1週間の過ごし方です。
まとめ|TOEIC本番までに整える心とコンディション
模試を解き終わった瞬間、正直「がっかり」した気持ちもありました。
前回よりも点数が下がっていたし、リーディング後半は時間切れで崩れてしまったから。
でも振り返ってみると、ミスの原因も、対策の方向も、ちゃんと見えた模試だったと思います。
弱点が「課題」ではなく「整えるポイント」になった
- 聞き取りづらかった音 → 英語のバリエーションに慣れること
- 時間切れ → 自分のペースを見直すこと
- 語彙や文挿入のミス → 型と経験を積むこと
どれも「自分が苦手だからダメ」ではなくて、整えていけば必ず伸びる部分ばかり。
残り1週間、「走り切る」より「整えて向かう」

もうここからは、追い込むよりも、整える1週間。
- コンディションを整える
- テンポを整える
- 気持ちを整える
そうすることで、本番の自分を、きちんと出せる状態にしてあげたいなって思っています。
TOEICまであと少し。
もし今、読んでくださっているあなたが、同じように不安だったり疲れていたりするなら、
どうか、「今できていること」に目を向けてあげてください。
そこにはきっと、あなた自身のがんばりが、ちゃんと積み重なっています。
そして、試験当日には
「ここまで来たわたし、よくがんばったね」
って、自分に言ってあげましょう。
はるちゃん先生といっしょにね。