英語日記を“話すトレーニング”に変える方法|1人でもスピーキング力UP

ノートを見ながらマイクに向かって英語を録音している女性。英語日記をスピーキング練習に活用している様子。

英語日記を書いているのに、なかなか話せるようにならない…
そんな悩みを感じたことはありませんか?
でも実は、日記はただ「書くだけ」で終わらせるにはもったいない教材なんです。
声に出す・言い換える・録音するなど、少しの工夫を加えるだけで、
英語日記は“1人でできるスピーキング練習帳”に早変わり!

この記事では、はるちゃん先生が実践している「英語日記を話すトレーニングに変える方法」をわかりやすくご紹介します。


こんにちは、今日も英語勉強中のはるちゃん先生です。

英語日記って、毎日コツコツ書いてると“自分だけの英語”がたまっていく感じがしてうれしいですよね。

でも、その日記、口に出してますか?

じつは、書いたものを声に出すだけで、スピーキング力がぐっと伸びてくるんです。

この記事を読むとわかること
  • 英語日記がスピーキング練習にぴったりな理由
  • 1人でできる“英語日記スピーキング練習”5ステップ
  • 書き言葉を話し言葉に変える具体的なコツ
  • 続けやすくするための習慣化の工夫とツール活用法
こんな人におすすめ
  • 英語日記は書いているけど、話すのは苦手…という方
  • 英会話スクールに通わず、1人でスピーキング力を伸ばしたい方
  • 忙しくても、短時間で効率よく“話す練習”をしたい方
  • 「英会話は筋トレ。」の考え方が気になっている方

英語日記はスピーキング練習にぴったりな理由

 芝生の上でノートにペンを走らせて英語日記を書く女性の手元

英語日記は自分専用のスピーキング教材になる

英語日記というと、「書いて終わり」というイメージがあるかもしれません。

でも実は、英語日記は“話す力”を育てるための土台づくりにとっても効果的なんです。

なぜかというと、英語で日記を書くという行為は、「自分の考えを、自分の言葉で英語にする」アウトプット練習そのものだから。

話すときも、相手に何かを伝えるためには、

「何を言いたいか」→「どう表現するか」

を頭の中で考えますよね?

日記を書くときって、それとまったく同じ脳の使い方をしてるんです。

しかも、書いた日記はあなた自身の体験や気持ちをもとにした「リアルな英語」。

だからこそ、そのまま“話す英語”として使える素材になるんです。

たとえば…

I made curry for dinner today. It turned out better than I expected!

この一文、書くだけじゃなくて、声に出して言ってみたらどうでしょう?

口に出すことで、

「あ、これってこんなふうに言えるんだ」

と、英語の感覚が身体にしみこんでいくのを実感できるはずです。

ちなみに、はるちゃん先生がレビューした書籍『英会話は筋トレ。』でも、

「繰り返し口に出すことが、話せるようになる一番の近道」

と紹介されていました。

日記で表現した英語を、何度も声に出していく──

それが、“書ける英語”を“話せる英語”に変える第一歩になるんです。

英語日記を“スピーキング練習”に変える5ステップ

英語日記は書くだけでも価値がありますが、ちょっとした工夫で“話す練習”にレベルアップできます。

ここでは、はるちゃん先生おすすめの「1人でもできる5つのステップ」を紹介しますね!


ステップ①:書いた日記を音読する

まずはシンプルに、「書いた英語を声に出して読む」ことから始めましょう。

I made curry for dinner today. It turned out better than I expected!

\まずは声に出して読んでみましょう/

文字だけだと“理解”で終わりますが、音にすることで脳がアウトプットモードになります。

ゆっくりでもOK!

声に出すと、自分の英語が「使える英語」になっていきますよ。


ステップ②:感情をのせて読み直す

さまざまな表情が描かれた卵たちの集合写真

次は、声に感情をのせて読んでみましょう。

「うれしかった」「困った」「びっくりした」など、日記の内容に合ったトーンで話すと、自然と表現が豊かになって、“会話らしさ”がアップします。

It turned out better than I expected!

\ちょっと驚いた感じで言ってみましょう/

感情を込めて読むことで、英語に“自分の気持ち”をのせる力も鍛えられます。


ステップ③:主語や内容を変えてアレンジする

同じ文章を使って、別の主語・内容で言い換えてみるのも効果的です。

たとえば…

My husband made curry for dinner.

I made pasta for lunch.

Dinner turned out fantastic!

こうやってバリエーションをつけると、単語の入れ替えや文の構造理解にもつながります。

会話中の“とっさの言い換え力”がぐんと伸びますよ!


ステップ④:自分にツッコミを入れてみる

次はちょっと変化球!「ひとり2役」して、自分に英語でツッコミや返事をしてみましょう。

I made curry for dinner today.

→ “Oh really? Was it good?
→ “Yes! Better than I thought.

まるで会話しているみたいですよね?

こうすることで、英語スピーキングの“反応力”や“テンポ感”も身についていきます。


ステップ⑤:日記の一部を暗唱してみる

最後はチャレンジ!日記の中から1〜2文を選んで、覚えて言えるようにしてみましょう。

何度も声に出して読むうちに、自然と口が覚えていきます。

It turned out better than I expected!

\スッと口から出てくるようになれば、もう立派な「話す英語」!/


これらのステップは、毎日5〜10分でもOK!
自分のペースでコツコツ取り入れていけば、“書くだけ英語”から“話せる英語”へと、少しずつ変化していきますよ。

書くだけじゃもったいない!“会話を意識した独り言”で英語日記を活かそう

向き合って英語で会話しているような小さな双子の姿

英語日記は「書いたら終わり」ではありません。

せっかくアウトプットした英語、“話す練習”としても活かすにはコツがあります。

そのまま読むだけでは「スピーキング力」は育たない

たとえばこんな日記を書いたとします。

”I went shopping with my kids. I bought some vegetables and bread.”

このまま棒読みするだけでは、英語としては自然でも会話力にはつながりづらいんです。

なぜなら、「書き言葉」は基本的に整った文で、口に出したときの“間”や“感情”が入っていないから


「誰かに話すつもり」で読み上げてみよう

そこでおすすめなのが、“話しかけているつもり”で独り言のように話す練習です。

たとえば、上の日記ならこう変化します:

書き言葉:
I went shopping with my kids. I bought some vegetables and bread.

話し言葉:
You know what? I went shopping with the kids today. We got some veggies and bread—nothing fancy, but it was fun!

このように、ちょっとした間投詞(You know what?)や感情(It was fun!)を足すことで、話す練習に変わります。


ポイントは「相手がいるつもり」で話すこと

コーヒーを片手にリラックスしながら誰かに話しかける女性の様子

これは、『英会話は筋トレ。』の中でも紹介されていたトレーニング法です。

独り言を「会話」だと思って練習することで、口から自然に英語が出てくるスピーキング力が育っていきます。

特に「ステップ2」で「会話形式の独り言」が紹介されています。日記+独り言の合わせ技にぴったりです。


英語日記って、「書いて満足」で終わっちゃうことありますよね。

実は、ちょっと口に出してみるだけで、「あ、英語でしゃべれた!」っていう小さな成功体験になるんです。

はるちゃん先生の一言:
「伝える」だけじゃなく、「相手の反応まで想像する」とさらに効果的です。
はるちゃん先生も、「ひとり二役・会話練習」することで、自然と感情を伝える言葉を加えたくなって、英語が“生きた言葉”に感じられるようになりました。

1人でも続けられる!スピーキング習慣化の工夫

英語日記を「話す練習」に変えるとき、最初にぶつかる壁が「続かない…」という悩み。

でも安心してください。やり方をちょっと工夫するだけで、1人でも無理なく続けられるようになります。

「書いたら読む」をセットにするだけでOK

まずはシンプルに、「日記を書いたら、そのまま音読する」ことを習慣にしてみましょう。

たとえばこんな感じです:

  • 英語日記を書いたら、すぐに声に出して読んでみる
  • 書いたものを2〜3回繰り返し音読する
  • 少し感情を入れて、話すように言ってみる

たったこれだけでも、「英語を口に出すこと」へのハードルがぐっと下がります。


朝の5分だけでもOK!続けやすい工夫アイデア

忙しい日常の中でスピーキング練習の時間を取るのは大変…という方も多いですよね。

そこでおすすめなのが、すぐできる・すぐ終わる小さな工夫です。

タイプやり方とポイント
朝活派におすすめ朝の5分で、前日の日記を音読して録音→ 自分の声を聞き返すと「もっとこう言いたい」が見つかる!
スマホで完結アプリのメモや録音機能で「英語のひとりごと日記」を声で残す→ スキマ時間にサッと実践できる!
週末にまとめて平日は「書くだけ」、土日にまとめて音読→ 週1回だけでも“話す習慣”がつく!

「英語を話すこと」を特別なイベントにしないのが続けるポイントです。


「書く+話す」をセットにするだけで、習慣化しやすくなる

書く・話すをバラバラに考えると、「今日は話す時間ないからパス…」と止まってしまいがち。

でも、「英語日記は書いたら読むもの」とセットにしてしまえば、自然と“毎日話す”流れが作れます。

しかも、声に出してみると「この表現ちょっと言いづらいな」「もっと短く言えそう」といった発見がたくさんあります。

それが次の「書く」モチベーションにもつながるんです。


関連記事はこちら:
▶︎ 英語日記を毎日続ける5つのコツ(習慣化のヒントをもっと知りたい方はこちら)

はるちゃん先生の一言:
私も最初は、「書いて終わり」になってました。
でも、「どうせなら1回声に出してみよう」と思って始めたら、自然と“話す”ことが習慣になっていったんです。
英語日記は「書く・読む・話す」の三拍子そろったトレーニングになりますよ

まとめ|英語日記を“話す練習”に変えてみよう!

英語日記は、書いて終わりではもったいないアウトプット。

「書いた内容を声に出す」「会話を意識して独り言のように話してみる」——

このちょっとした工夫だけで、英語が“使える言葉”としてあなたの中に残るようになります。

最初はたどたどしくてもOK。

その一言が、あなたのスピーキング力の第一歩になります。

英語日記を“話すトレーニング”に変えるコツ

・「誰かに話すつもり」で読む
・感情や“間”を入れて、話し言葉に変換
・慣れてきたらツッコミやリアクションもプラス!

ちなみに、録音して聞き返すと自分の癖や成長にも気づきやすくなります。

おすすめアプリやツールについては、今後別の記事で紹介予定ですのでお楽しみに。

はるちゃん先生も、「英語が自然に口から出た!」という小さな感動が、自信につながっていきました。

あなたもぜひ、今日の日記を“声に出す”ことで、新しい英語の世界が、きっと広がっていきますよ。

せっかく書いた自分の言葉を口に出して言ってみましょう。

はるちゃん先生といっしょにね。