英語の聞き流しって本当に効果ある?大人のための正しい取り入れ方と継続のコツ

こんにちは、今日も英語勉強中のはるちゃん先生です。

今やっと数時間ぶりにイスに座ったところです。

家族を送り出し、犬の散歩をし、洗濯物を干し、掃除機をかけ、買い物に行き…、なんてしてたらあっという間に時間が過ぎますよね。

ドカッと座って、やれやれ、なんて時計を見上げるともうお昼ご飯の時間。

子育てや家事、仕事で忙しいと、英語の勉強のためのまとまった時間ってなかなか取れないですよね。

英語を聞き流すくらいならできそう!と思って始めたけど、全然聞き取れるようにならない…

これって本当に意味あるの?と疑問に思いつつも、なんとなく続けている…

それで、今回の記事は、

英語の聞き流しって本当に効果あるのかな?

という方に向けて、効果を感じるための聞き流しの方法とコツをお伝えしていきたいと思います。

この記事を読むと、

英語の聞き流しで効果を感じることができる!

はず!?

聞き流しには正しいやり方がある

結論から言うと、英語の聞き流しは正しいやり方と適切な環境を整えれば、立派な学習法になります。

ではまず、「正しいやり方」ってどういうものなんでしょう。

英語の聞き流しの正しいやり方|その1「理解できるレベルの教材を使う」

はるちゃん先生がやりがちなのが、なんか英語流れているのがカッコイイ、と思って、自分のレベル以上の難しい英語をながすこと。

でも、理解できない英語をただ流しても、脳はそれを「意味のない雑音」として処理してしまうそうです。

わかります、それ。確かにそういうときのはるちゃんの耳は餃子になって、理解しようとしていません。

一方で、ある程度内容がわかる音声であれば、知っている単語や文の構造を繰り返し耳にすることで、自然に「音」と「意味」を結びつけられるようになります。

理解度80%が目安。

わかる英語だからこそ耳が育つというわけです!

英語の聞き流しの正しいやり方|その2「同じ音声を“繰り返し”聞く」

同じ音声を繰り返し聞くことで、耳がその英語の“音のパターン”を記憶しやすくなります。

初めて聞いた時は聞き取れなかったフレーズも、2回目、3回目と重ねるうちに「ここでこう言ってるのか」と理解できる瞬間が増えていきます。

はるちゃん先生にも実感あります。

以前、車の運転中にずっとおんなじストーリーを聞いていたんですが、だんだんとジグソーパズルのピースがはまっていくように、わかる部分が増えていきました。

毎日少しずつ同じ教材を聞くだけで、自然と英語の“耳慣れ”が進むのが繰り返し学習の強みです。

英語の聞き流しの正しいやり方|その3「シャドーイングや口真似を少しだけ取り入れる」

シャドーイングや口真似は、聞こえた英語をすぐに声に出して真似するトレーニングです。

聞き流しの中に少しだけでも取り入れることで、音と意味の結びつきが一気に強化されます。

耳で聞くだけよりも、口を動かすことで記憶への定着率が格段にアップしますし、英語のリズムやイントネーションにも自然と慣れていきます。

先ほどのはるちゃん先生の実体験でも、それありました。

ずっと聞いていたお気に入りのストーリーに出てくる悪役のセリフがなんだか気に入っちゃって、その場面に来ると、一緒に言ってみたりして。

そんなことを毎回していたら、めっちゃ悪役っぽい声で性格悪いセリフが言えるようになりました…。

ともかく、聞いて終わりでなく、真似することで“音の定着率”が一気に上がります。

聞き流しに適切な環境とは

英語の聞き流しのための正しいやり方が分かりました。

では次に「適切な環境」をご紹介します。

「非言語の作業中」に取り入れる

英語の聞き流しを効果的に行うには、「非言語の作業」つまり、”しゃべらない作業”と組み合わせるのがベストです。

たとえば、洗濯物をたたんだり、料理をしたり、散歩したり。

これらの作業は脳の“言語中枢”をあまり使わないため、英語の音声に集中しやすくなります。

逆に、家族の誰かと会話しながら、とか、子供の学校のプリントを読みながら、など、言語を使う作業と同時に聞き流すと、脳が情報処理を分散してしまい、英語の内容がほとんど頭に入らなくなります。

聞き流しを活かすには、“静かな作業とセット”がオススメです!

ノイズが少なく、音声がクリアに聞こえる環境

英語を聞き流すときは、「音がクリアに聞こえる環境」がとても大事です。

たとえば、テレビの音や子どもの声など、周りがにぎやかすぎると、脳が無意識に英語の音声を“雑音”として処理してしまいます。

すると、せっかく聞いていても疲れるばかりで、身につきにくくなるんです。

おすすめはイヤホンやワイヤレススピーカーを使って、音声をはっきり聞ける状態にすること。

静かな時間帯や場所を選ぶだけでも、ぐっと集中しやすくなりますよ。

習慣化しやすい時間を決めておく

英語の聞き流しを習慣にするには、「やる時間をあらかじめ決めておく」ことがとても効果的です。

たとえば、

「朝のコーヒータイムに10分だけ」、

「洗濯物を干すときは英語を流す」など。

生活の中に“英語タイム”を組み込むイメージです。

「気が向いたらやろう」「時間ができたときに」は✖。

はるちゃん先生の経験からすると、なかなか気は向きませんし、そうそう時間もできないものです。

それよりも、時間を決めておくことで自然と習慣になり、毎日続けやすくなります。

小さなルールでもOK。

自分の生活リズムに合わせた“マイルール”を作るのがおすすめです。

英語の聞き流しを楽しむための3つのポイント

「正しいやり方」と「適切な環境」を理解したところで、ちょっとピリッとしてきていませんか?

英語の聞き流しを「義務」ではなく「楽しみ」に変えるためのポイントを3つご紹介します。

自分の好きなジャンルの音声を選ぶ

英語学習用にこだわらず、洋画のセリフ、英語のPodcast、海外のYouTuberなどを聞いてみるのもアリ。

自分が「面白い!」と思える内容を選ぶと、飽きずに続けられます。

はるちゃん先生が毎日聞いていた、という音声も昔のオーディオドラマでした。

好きなテーマだと飽きずに続けられ、英語そのものに親しみが持てるようになるのが最大のメリットです。

キャラクターや話し手に“推し”を見つける

英語の聞き流しを続けるコツのひとつが、「この人の声、もっと聞きたい!」と思える“推し”を見つけることです。

お気に入りの声優さん、俳優など、声や話し方に魅力を感じる人の音声を選ぶだけで、「推し活」のような感覚になります。

好きな人の言葉なら自然と耳に入ってきますし、もっと理解したくてリピートするうちに、語彙やリズムもどんどん身につきます。

聞いて真似しているうちに、その声の主のような話し方になれたりして、ちょっと気分がいい。

”推し”は楽しく続けられる最強のモチベーションになります。

聞き取れたフレーズを日常で“ちょこっと使ってみる”

聞き流しで耳にしたフレーズを、日常のちょっとした場面で使ってみると学習が一気に楽しくなります。

聞こえてきたフレーズをちょこっと日常で使ってみましょう。

たとえば「Sounds good!」とか「No way!」なんて一言を、独り言でつぶやいたり、日記やSNSに書いてみたり。

うまく使えたときの「わ、覚えてた!」っていう小さな喜びが、次のやる気につながります。

ちなみに、はるちゃん先生が何度も聞いていたオーディオドラマで耳に残ったセリフは、「なんて役立たずな娘なの!」です。

独り言でつぶやくには危険…。

とはいえ、英語を“聞くだけ”じゃなくて、“ちょっと使ってみる”だけで、グッと身近になって楽しくなりますよ♪

まとめ

今回の記事では、

英語を聞き流すだけで本当に効果があるのかな、

という方に向けて、効果的なやり方と適切な環境、楽しく続けるコツをご紹介しました。

続けていくうちに確実にリスニング力は育っていきます。

年齢や忙しさに関係なく、「今の自分」から始められるのが聞き流しの魅力。

今日から楽しみながら英語を聞き流してみませんか?

はるちゃん先生といっしょにね。